カジノ運営大手「シーザーズエンターテイメント」が計画中の新施設に着工

総工費は6億5000万ドル、2024年後半のオープンを目指す

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カジノ運営大手の「シーザース・エンターテインメント」は、バージニア州ダンビルに計画していた新施設「シーザーズ・バージニア」を、チェロキー・インディアンの東部バンドとの提携で着工すると発表しました。

カジノを含むIR大手の「シーザース・エンターテインメント」は、チェロキー・インディアンの東部バンドと提携し、現在バージニア州ダンビルに計画中の新カジノ施設「シーザーズ・バージニア」を着工することを正式に発表しました。

総工費6億5000万ドルもの巨大プロジェクト

これは同社がプレスリリースやSNSで明らかとしたものです。

この計画は、総工費6億5000万ドルもの巨大プロジェクトで、その建設と運営にあたっては数千人規模で雇用を創出することを予定しています。結果としてダンビルを中心とする広域の「観光の目玉」となり、「地域経済の推進力」となることが期待されています。

2024年後半のオープンを予定している「シーザーズ・バージニア」は、総工費からもわかるように大規模なフルサービス施設を想定しています。

カジノのほかに500室規模のホテルやスパ・プール施設、富裕層向けの高級バーやレストラン、さらには最新鋭の機材を備えた収容人数2500ほどの多目的シアターホールや、4万平方フィートのコンベンションスペースなども併設。

エンターテインメント部門の軸となるカジノには、1300機以上のスロットマシンのほか、85のライブテーブルゲーム、24の電子テーブルゲーム、さらにはWSOPのポーカールーム、シーザーズ直営のスポーツブック施設などの設置を計画しており、そのクオリティや規模感はワールドクラスのものといえそうです。

こうした一連の計画について、シーザーズ・エンターテインメントの社長兼最高執行責任者をつとめるアンソニー・カラーノ氏は、「チェロキー・インディアンズ東部バンドは、20年以上も、我々にとって貴重なパートナーであり続けていますが、そんな彼らと、ダンビルの地にワールドクラスのリゾートを建設できることを大変喜ばしく思っています」と期待を語っています。

※画像は「シーザース・エンターテインメント」公式HPより