カジノを含む統合型リゾート（IR）の開発・運営大手「ボイド・ゲーミング」が、2023年5月5日に2023年4月に同社の施設を訪れた客に対して支払った賞金を発表しました。総額は、3200万ドル（約43億円）以上だったとしています。
アメリカ各地でカジノ施設を運営している「ボイド・ゲーミング」
これは、ボイド・ゲーミングが同日付で発表したプレスリリースなどで明らかとなり、ラスベガスの地元テレビ局「KTNV」のニュースメディアなどが報じているものです。
同社がアメリカ各地で運営するカジノ施設では、2023年4月に16人が高額賞金を獲得しています。多くのジャックポット獲得者でメディアをにぎわせたことなどから、カジノメディア「アクション・ニュース・ラスベガス」では「ボイド・ゲーミングの客は札束の雨が降る中で祝杯を上げていた」と、独特な表現で報じています。
2023年4月1日からは、6日間連続で大型賞金を獲得したケースが発生しています。まず2023年4月1日には、カジノ施設「フレモント・ホテル＆カジノ」で、2万ドル（約260万円）を獲得した客が出現。翌日にはカジノ施設「ゴールド・コースト・ホテル＆カジノ」で、人気スロットマシン「クレージー・マネー・デラックス」をプレイした客が1万4000ドル（約190万円）を獲得しています。
また、2023年4月3日には、カジノ施設「メイン・ストリート・ステーション・カジノ」でスロットマシン「メイク・ザ・キャッシュ・マシーン」をプレイした客が、1万ドル（約136万円）を獲得するなどしています。
その他の主な賞金獲得者は、以下となります。
・2023年4月4日＝カジノ施設「サムズタウンホテル＆ギャンブリングホール」で人気スロットマシン「バオ・チュウ・ジャオ・フー」で遊んだ女性客が約1万1000ドル（約150万円）を獲得。
・2023年4月5日＝カジノ施設「カリフォルニア・ホテル＆カジノ」でケノに1ドル（約136円）をベットした客が1万ドル（136万円）を獲得。
・2023年4月11日＝カジノ施設「オーリンズ・ホテル・アンド・カジノ・キノ・ラウンジ」で2万ドル（約260万円）、さらに他の客が2万4000ドル（約320万円）を獲得。
・2023年4月16日＝カジノ施設「アリアンテ・カジノ」で、人気スロットマシン「ダンシング・ドラム」シリーズの機体で3万2000ドル（約430万円）のジャックポットを獲得。
・2023年4月20日＝カジノ施設「サンコースト・ホテル＆カジノ」で、「フォーチュネイト・パイ・ゴウ・ポーカー」をプレイした客が、13万8000ドル（約1900万円）を獲得。
・2023年4月28日＝カジノ施設「アリアンテ・カジノ」の客が、スロットマシン「スプレンディッド・フォーチュン」で1万6000ドル（約210万円）を獲得。
などとなっています。
記者の一言メモ
アメリカを中心に、人気カジノを多く運営している「ボイド・ゲーミング」。ここ最近では毎月40億円以上を払い戻していますが、それだけチャンスがあるということ。カジノには、夢が広がっています。
【参照】KTNV「Boyd Gaming guests win more than $32 million in April」
※写真は「ボイド・ゲーミング」公式Twitterより
