大阪がギャンブル依存症対策に向けて「大阪依存症センター(仮)」の開設へ

ギャンブル依存症に関する相談や治療を一か所で行う

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ギャンブル依存症対策に向けて「大阪依存症センター(仮)」開設へ

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この記事の概要

カジノを含む統合型リゾートの誘致計画を進める大阪で、ギャンブル依存症対策に向けて「大阪依存症センター(仮)」が設立される予定です。詳細をお伝えします。

大阪府・市が、夢洲を候補地として進めているカジノを含む統合型リゾートの誘致計画。事業者には「日本MGMリゾーツ」と、「オリックス」を中心として設立した「大阪IR株式会社」を指定して、地元住民や国とさまざまな調整を行っています。

ギャンブル依存症対策に向けた「大阪依存症センター(仮)」

その大阪で、ギャンブル依存症対策に向けて、「大阪依存症センター(仮)」を開設する方針が明らかになりました。

大阪では、2022年10月26日にギャンブル依存症対策を強化する条例が可決されました。この条例は、カジノを誘致することで増加が懸念されているギャンブル依存症患者や家族を支援することが目的となっています。

大阪の「ギャンブル依存症対策条例」って?知事のコメントや内容を解説

財源確保のために関連した基金の設立や、支援の拠点となる施設の整備が公表されていました。今回の「大阪依存症センター(仮)」の設立は、こういった条例に関係する施設となりそうです。

このセンターでは、ギャンブル依存症に関する相談や治療を一か所で行うことになる予定です。今回の設立に関して、2022年11月30日に医師や弁護士など専門家が参加した会議で話し合われています。

若年層への啓発活動強化も議題になる

また、会議ではこのセンターの設立とともに、ギャンブル依存症を治療可能な精神科医療機関を増加させていく案や、若年層への啓発活動を強化することなどが話し合われました。

会議に参加した、大阪精神科診療所協会の辻本士郎委員は、「(ギャンブル依存症に)なる前の対応が非常に大事。中身のあるものにしていくのはこれからになる」と発言しています。

これらの対策も含めてまとめた依存症対策計画は、2023年3月ごろに正式決定するとのことです。