大阪のアミューズメントカジノバーに立ち入り調査、啓発チラシを配布も

利用者に対しても店のシステムを理解するように啓蒙

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大阪のアミューズメントカジノバーに立ち入り調査

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この記事の概要

大阪の「アミューズメントカジノバー」に対して、違法行為がないかなどの確認が行われました。詳細をお伝えします。

大阪府で、「アミューズメントカジノバー」などに対して、大阪府警保安課が立ち入り調査を実施しました。営業実態の確認を行い、さらに店側に対して改めての法令順守を説明しています。

大阪の繁華街にあるアミューズメントカジノを調査

これは、大阪・ミナミで運営していたカジノバーで客に賭博行為をさせたとして、10人が逮捕された事件を受けてのことです。大阪の繁華街にあるアミューズメントカジノ、約25店舗が対象となり、違法行為がないかなどの確認が行われました。

さらに、店舗側に対しては換金行為などを行わないように「啓発チラシ」などを手渡したと毎日新聞が報じています。

【参照】毎日新聞「カジノバーに一斉立ち入り調査 大阪府警、違法運営ないか確認」

現在、大阪でカジノを含む統合型リゾートの誘致が進んでいる中で、全国各地で新たなアミューズメントカジノがオープンしています。店舗では換金は行われず、テキサスホールデムポーカーなどをマインドスポーツとして楽しむ環境が提供されています。

今回の調査では、改めて店舗に対して、開催されるトーナメント大会などに関しても、賞金などを提供しないように説明し、法令遵守が呼びかけられたと報道されています。

今回は大阪のアミューズメントカジノが対象となりましたが、東京を中心にさまざまな場所で新規のお店がオープンしています。法令遵守が絶対ですが、改めて利用者に対しても店のシステムをキチンと理解した上で遊んで、犯罪に巻き込まれないようにしてほしいとアナウンスされています。

記者の一言メモ

リアルにポーカーを楽しめる施設として、若い世代を中心に人気が高まっているアミューズメントカジノ。楽しくマインドスポーツとして楽しめる反面、利用するわれわれもしっかりとルールを理解する必要があります。

【参照】ABCニュース「アミューズメントカジノ店に一斉立ち入り検査 「日本ポーカー協会」理事ら逮捕受け 大阪府警」