結婚記念日にやったカジノのスロットマシンで「6億円」の大当たり

大当たりはメジャーなカジノで出るとは限らない

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世界には一夜にしてカジノで大当たりをして大金を獲得するケースがあります。それは、高額な賞金のポーカー大会でも実現しますし、何気なくカジノをして偶然大当たりする場合もあります。

今回紹介するのは、2010年5月24日にフランス人夫婦がカジノのスロットマシンで国内最高金額の大当たりを出したというニュースです。このニュースはフランス国内で話題となってAFP通信が報じました。

その大当たりした金額は『551万2448ユーロ』。日本円にして約6億1000万円となります。日本のジャンボ宝くじ1等前後賞の大当たりくらいのレベルとなります。

この夫婦はどうやってカジノで大金を獲得したのでしょうか?

まずその場所ですが、フランスには各地にカジノが数多くあります。首都パリをはじめとして主要都市、また、リゾート地として有名なカンヌやニース、ドーヴィルなどでもカジノがにぎわっています。

でも、今回紹介する大当たりが出たのはフランス南西部にある『バニェール・ド・ビゴール』という温泉街にある観光地でした。

バニェール・ド・ビゴールはピレネー山脈のふもとに位置し、古代ローマ帝国以来の歴史ある小さな街です。温泉のほか、旧市街の古い町並みの散策を楽しむ観光スポットです。

そこで営業する『カジノ バニェール・ド・ビゴール』は、テーブルゲームが数台、スロットマシンが75台程度。ドレスコードは緩やかで、Tシャツやジーンズでも入場できる気軽に入れるカジノ施設です。

その日、スロットマシンを楽しんでいたのが、13回目の結婚記念日でこの地を訪れていたフランス人夫婦でした。詳細はプライバシーの関係上で報じられていませんが、30代から50代くらいの夫婦だと言われています。

この夫婦が遊んだのが『プログレッシブ・ジャックポット』といわれるゲームでした。同系列のつながったスロットマシンの掛け金の一部が「蓄積」され大きな賞金になるというものです。

さらに、今回は複数のカジノのマシンが対象となった『ワイドエリア・プログレッシブ』であったと報じられています。つまり、約100ヶ所以上のカジノのスロットマシンで掛け金が積み上げられて、その結果がこの記録的な高額賞金となったわけです。13回目の結婚記念日に、思いがけないプレゼントとなったことでしょうね。

規模の大きい華やかでゴージャスなカジノ施設でなくとも、ダイナミックな結果がでる可能性があるということを教えてくれたニュースとなりました。

通常のギャンブルではなかなか実現することができない高額な賞金を当てられるのもカジノの魅力。日本でもカジノが開設したらこういったニュースも頻繁に報じられるようになるでしょう。