「キール」はドイツの北部にある都市で、バルト海に面した港町です。とても歴史のある町で、13世紀頃の文献にもキールが出てきます。その当時の建物である聖ニコライ教会も現存しています。
古くは交易で栄えた港町で、第二次大戦の時には軍港としてかの有名なUボートの母港になりました。現在ではサービス業や造船業が主な産業で、また、世界最大のセーリングイベントであるキール・ウィークが開催される港としても知られています。
「カジノキール」の遊び方やルールは?
キール中央駅を出てカイ通りを入り江に沿って東に進むと、徒歩10分で左手に見えてくるのが町のカジノ施設「カジノキール」です。
港のすぐ目の前に位置していて、近代的な外観がかっこいい建物となっています。州内で4つのカジノを展開するカジノ・シュレースヴィヒ・ホルシュタインが運営している施設です。
カジノの建物はちょっと変わった外観です。1階部分が吹き抜けになっていて、カジノがある2階部分が浮かんでいるように見えます。建造物としてオシャレで見学だけでも行く価値のある施設です。
遊べるゲーム内容は、ブラックジャックやルーレット、テキサスホールデムポーカーなどのテーブルゲームと、スロットマシン60台以上を備えています。
営業時間は、スロットマシンが12時から翌2時30分まで、テーブルゲームは月曜日から土曜日までが18時から翌2時30分、日曜日と祝祭日のみ15時からとなっています。
年齢制限は18歳以上でパスポートチェックがあります。ドレスコードは緩やかで、スマートカジュアルであれば問題ありません。また入場料として5ユーロ(約700円)が必要です。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
キールの町では、観光名所が市内に集まっていますが、歩いて回るにはやや厳しいので、バスの理由が便利です。6ユーロ(約840円)で1日乗車券を購入するのがキール観光の基本です。
それから、キールの名物といえば「キーラー・シュプロッテン」があります。スプラットという小ぶりのニシンの燻製で、値段が手頃でとても美味しいので有名です。パンやご飯のおかずにしても美味しいのですが、ビールとの相性も抜群。鮮魚店のほか、缶詰でも売られているので、カジノで遊んだ後にホテルで一杯楽しむ際にも便利です。
※画像は「カジノキール」公式HPより
ドイツ キールとは
キールは、ドイツ北部シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の州都で、バルト海に面した重要な港湾都市です。
特に海運と造船業が発展しており、ドイツ海軍の拠点の一つでもあります。キール運河は、北海とバルト海を結ぶ世界でも重要な航路の一つで、物流面でも大きな役割を果たしています。
キールの名物イベントとして、世界最大のセーリングイベント「キール週間(Kieler Woche)」があり、毎年世界中から多くの船や観光客が集まります。