オーストラリアと言われて連想するものはたくさんありますよね。コアラなどの希少動物や、ゴールドコーストやグレートバリアリーフなどの美しいビーチ、先住民アボリジニの壁画や巨大な一枚岩エアーズロックなど、日本の20倍といわれる国土にはさまざまな観光スポットが数え切れないほどあります。
そんなオーストラリアは6つの州と、州に準ずる自治権をもつノーザンテリトリーという7つの自治体で構成された連邦国家で、それぞれの州はとても独立性が高いそうです。いわば独立国が集まったみたいな感じでしょうか。
そのオーストラリアには州の主要都市に1ヶ所はカジノがあります。なので、それぞれのカジノは特徴ある個性的なものが多いようです。
たとえば、ブリスベンある『トレジャリーカジノ』は、街の中心部にあり、1905年に建てられた元財務省をベースとして作られているカジノです。歴史的な価値も非常に高く、その美しい外観はいまでも観光スポットになっているほどです。
一方、南部タスマニアのロンセストンにある『カントリークラブ・タスマニア』は、広大なゴルフコースを備えたリゾートホテルです。昼はゴルフ、夜はカジノといった楽しみ方ができて、日本からの観光客も多いスポットです。ゴルフ場も一流の設備なので、昔は接待旅行でよく使われたと言われています。
ほかにも、スパ施設が充実した『クラブマルワーラ リゾート』では、プールやフィットネス施設、アクティビティなどを楽しみながら、ゆったりとした気分でカジノを楽しめます。
各地で個性的なカジノが多く見られるのが魅力的です。
オーストラリアのカジノで遊ぶルールは?
どこの施設も基本的には年齢制限が18歳以上となります。入場料が必要なカジノも一部にあるようですが、原則的には無料の施設がほとんどとなっています。遊びに行く前に一応の確認をしても良いかもしれません。
ドレスコードはやや厳しいようで、あまりにラフな服装では断られることがあります。シャツ類もTシャツではなく、ワイシャツのような襟のついたものならば間違いありません。また注意しなくてはならないのが、カジノの従業員に対するチップ。オーストラリアのカジノでは、カジノディーラーや従業員へチップを渡すことは禁止されています。気を利かせたつもりでチップを渡してしまうと、最悪の場合、強制的に退場させられることもあるそうですので注意しましょう。
日本人には海外旅行の定番となっているオーストラリアでは、各州によって特色あるカジノ施設があり楽しめます。海外旅行が普通にできるようになった際には、ぜひ行ってみたい国となっています。
オーストラリアとは
オーストラリアは、南半球に位置する世界で6番目に大きな国で、大陸全体を占める島国です。首都はキャンベラですが、最大の都市はシドニーで、メルボルン、ブリスベン、パース、アデレードといった他の主要都市も国際的に有名です。
オーストラリアは多様な自然環境に恵まれており、広大な砂漠「アウトバック」から、豊かな生態系を持つ「グレートバリアリーフ」まで、さまざまな風景が広がっています。また、コアラやカンガルーなど、固有の動植物も多く生息しています。