アメリカのカジノ「ハラーズ・チェロキー・バレー・リバー・カジノ＆ホテル」で総工費400億円の大規模拡張プロジェクト

アメリカ・ノースカロライナ州にあるカジノ施設「ハラーズ・チェロキー・バレー・リバー・カジノ＆ホテル」は、約2億7500万ドル（約400億円）を投じて行う拡張プロジェクトの起工式を開催しました。

2500人以上の雇用を想定

2024年の完成を目指すという今回の拡張プロジェクトでは、およそ2万5000平方フィートもある広大なゲームフロアに加え、296室のホテルタワー、そして1万2000平方フィートのルーフレストランなどが追加される予定となっています。

Harrah's Cherokee Valley River Casino & Hotel held a groundbreaking ceremony to celebrate the commencement of its $275 million expansion project Thursday in Murphy. Look for the full story in next week’s edition.#reallocalnews #localeconomy

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— Cherokee Scout (@theScoutnews) September 29, 2022

建設にあたっては2500人以上の雇用を想定しているほか、オープンした際には、100人以上の運営スタッフが雇用される見通しとなっているそうです。

今回の拡張プロジェクトについて、運営元のトライバル・カジノゲーミング・エンタープライズの会長をつとめるトミー・ランバート氏は、「2015年のオープン以来、我々は常に期待以上の結果を出していることは、皆様がご存知の通りです。拡張工事はこれで二度目となりますが、今回の拡張計画が無事に完了すれば、お客様の滞在や体験がより充実したものとなるだけでなく、地域社会への経済効果も見込めます。弊社全体として、エンターテインメント業界の雄としてあり続けるという公約を果たすものとなり得ると確信しています。」と、起工式でコメントしています。

スロットマシンやテーブルゲームなどを50％ほど増やす

なお、拡張工事に伴う設備面の充実点としては、カジノ部分にあたるゲーミングエリアにスロットマシンやテーブルゲームなどを50％ほど増やし、スロットマシンだけで400台、テーブルゲーム12台を新規で投入。

さらにはワールド・シリーズ・オブ・ポーカー仕様のテーブル10基を備えたポーカールームなども設置されるほか、全22席のカジノセンターバーには、14台の卓上ゲームなども設置される計画となっているそうです。

※画像は「ハラーズ・チェロキー・バレー・リバー・カジノ＆ホテル」公式HPより