ドイツ北西部のニーダーザクセン州にある「ヴォルフスブルク」は、20世紀になってから建設された計画都市です。第二次世界大戦が間近の1938年、フォルクスワーゲンを生産するために作られた都市で、当初は別の市名でしたが戦後になってから近くにあった古い砦にちなんでヴォルフスブルク(『狼の砦』の意味)に変更されました。
「カジノ・ヴォルフスブルク」の遊び方やルールは?
ヴォルフスブルク中央駅から南に500メートルほど、ポスト通りとポルシェ通りが交差するあたりにあるのがカジノ施設「カジノ・ヴォルフスブルク」です。駅からは徒歩で5分ほどの場所にあり、州内10ヶ所でカジノを運営している「カジノ・ニーダーザクセン」が経営するカジノです。カジノ・ニーダーザクセンは、「カジノオーストリアインターナショナル」の100%子会社となります。
遊べるゲーム内容は、スロットマシンや電子ルーレットのマシンゲームのみで、テーブルゲームは設置されていません。
営業時間は全日13時~翌2時までです。また、クリスマスその他、年間を通じて決められた定休日があるので確認しておいたほうがいいでしょう。年齢制限は21歳以上で、フロントでパスポートチェックを求められるので忘れずに持参しましょう。厳しいドレスコードは設けられていないようですが、公式サイトではスマートカジュアルでの来場が推奨されています。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
施設では「トロンク」と呼ばれるチップを利用します。ゲームで大きく勝った際や、スタッフのサービスにとても満足したような場合にトロンクを渡して満足の意を伝えるとのことです。
また、「カジノ・ヴォルフスブルク」では週に2回イベントが実施されています。毎週月曜日には、入場チケットに記された番号を対象にした抽選会を開催。チケットの下一桁が当選すると、賞金50 ユーロ(約7850円)が獲得できます。
さらに、毎週日曜日には地元のスイーツ店のケーキやタルトが、コーヒーや紅茶と共にサービスされます。15時からのスタートで在庫がなくなり次第終了です。
ヴォルフスブルクは産業振興のための都市で、観光に乏しい街でした。しかし、1990年に東西ドイツが統一されてからは、主力産業である自動車関連のミュージアムなどが建設されるようになりました。とくに有名なのが、フォルクスワーゲン社の本社敷地内に建設された「アウトシュタット」という自動車のテーマパークです。
フォルクスワーゲンをはじめ、数々の歴史的名車の展示や悪路走行コースなど体験型アトラクション、レストラン、ショップなども併設され存分に楽しめるスポットとなっています。
記者の一言メモ
車の街として日本人にもなじみが深い、ヴォルフスブルクにあるカジノを紹介しました。観光名所も多いので、旅行がてらカジノで遊びたいところです。
【参照】【画像】「カジノ・ヴォルフスブルク」公式HPより
ドイツ・ヴォルフスブルクとは
ヴォルフスブルクは、ドイツ北部ニーダーザクセン州に位置する比較的新しい都市で、特に自動車メーカー「フォルクスワーゲン(Volkswagen)」の本社があることで世界的に有名です。
1938年にフォルクスワーゲンの工場を中心に都市が建設され、ドイツの産業都市として発展してきました。
ヴォルフスブルクの代表的な観光スポットには、フォルクスワーゲンの博物館や工場見学が楽しめる「アウトシュタット」があります。ここでは、自動車産業の歴史や技術について学びながら、最新の車両を見学できるため、自動車ファンにとっては特に魅力的な場所といえるでしょう。