スペインの東部、カタルーニャ地方は特徴ある歴史と文化があり、バルセロナはとくに活力ある都市と言われています。完成が間近になった、サグラダ・ファミリア聖堂も有名です。
そのバルセロナにある有名なカジノが、地中海に面したオリンピック村で営業する『カジノバルセロナ』です。
オリンピック村は、1992年にバルセロナ・オリンピックが開催された後、選手村や競技会場などの跡地を再開発して作られた複合リゾート施設です。海水浴場やレストラン、カフェ、ヨットハーバーなどが設けられ、夏場は海水浴やマリンスポーツなどを楽しむ観光客でにぎわいます。
その敷地内にある2つの高層ホテルのうち、ホテル・アーツの1階および地下1階がカジノになっています、1階がスロットマシンや電子ルーレットなどのマシン系フロアで、ここにはスポーツベットのコーナーもあります。地下1階がルーレット(フレンチおよびアメリカン)、ブラックジャック、バカラのほか、テキサスホールデム、ポーカー系などのテーブルゲームがメインになっています。
ヨーロッパの歴史ある街のカジノというと古式ゆかしい社交場をイメージしがちですが、カジノバルセロナは近年よく見かけるカジノを含むIRタイプです。客層は、外国人観光客だけでなく、地元のスペイン人たちも多く利用しています。
バルセロナのカジノで遊ぶルールは?
年齢制限は18歳以上、パスポート提示が必要です。入場は無料で、手荷物などを預けられるクロークもサービスで利用できます。カジノ自体は24時間営業ですが、テーブルゲームは月曜から木曜が16時から翌4時まで、金曜と土曜さらに祝日は翌5時までになっています。
ドレスコードは、ほとんどありません。Tシャツやハーフパンツ、スポーツシューズでも入場可能です。ただし、いくらビーチリゾートの場所といっても、水着にサンダルではさすがに断られるでしょう。
さて、スペイン国内には23ケ所にカジノが設けられていますが各地に分散しています。
カタルーニャ地方には、古代ローマ時代からの歴史ある沿岸都市で世界遺産もあるタラゴナと、その少し北東、ジローナ周辺の2ヶ所にもカジノがあります。スペインのカジノは、多くが海岸近くで営業しているのも特徴的です。 ぜひ、海外旅行が気軽にできるようになった際には、さまざまな観光も楽しめるスペインでカジノを楽しんでみたいものです。
スペイン オリンピック村について
スペインのオリンピック村については、1992年のバルセロナオリンピックが最も有名。
この大会のために建設されたオリンピック村は、バルセロナ市内の海沿い、ポルトオリンピック地区に位置しており、スポーツ選手や関係者の宿泊施設として使用されました。
オリンピック後、施設は市民向けの住居に転換され、持続可能な都市開発の成功例とされています。
また、近くのビーチや港もオリンピックを契機に整備され、バルセロナの観光の中心地となっています。