フランスのカジノ「サリー=デュ=サラ・カジノ」で、当たりのジャックポットを騙し盗られる

素早い捜査で即日逮捕のスピード解決に

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この記事の概要

フランスのカジノで大金を獲得した男性が、「知人」から賞金を強奪される事件が起きました。詳細をお伝えします。

フランス南西部、オートガロンヌ県にあるコミューン・サリー=デュ=サラのカジノ施設「サリー=デュ=サラ・カジノ」で2022年10月1日、3500ユーロ(約50万円)の賞金を獲得した男性客が、カジノで知り合った男に賞金を根こそぎ奪われるという事件が発生しました。

賞金を強奪したのは知り合って間もない「顔なじみ」

これは、地元メディアなどが報じたものです。

男性客は同日に「サリー=デュ=サラ・カジノ」を訪れると、はからずもジャックポットを獲得し3500ユーロ(約50万円)を獲得。思いがけずに大金を手にしたことで、この男性客はその場で大喜びしたといいます。

そこへ数日前にたまたまカジノで知り合ったという、顔なじみ程度の知人が登場。あまりのうれしさから、自分が大金を獲得したことを話したそうです。

大金を手にした高揚感に加え、知り合って間もない顔なじみからも派手な祝福を受けたことで、この男性客は賞金を手にホクホク顔でカジノを後にしたといいます。

しかしその道すがら、さきほどカジノで祝福してくれた知人から電話が。

知人は「大事な話があるから、近くの駐車場で会わないか?」と彼を誘ってきたといいます。カジノで祝福の言葉をかけられたばかりとあって無碍にもできないと思った彼は、知人と会うために指定された駐車場を訪れることにしました。

待ち合わせ場所の駐車場に到着し、出迎えた知人と話し始めると、今度はそこへ武装した2人組の覆面男が登場。男たちは彼の頭に銃口を突きつけ、さきほど獲得したばかりの賞金を差し出すように脅してきたといいます。

なすすべがなかった彼は、言われるままに金を出すと、男たちが引き上げた頃合を見計らって警察に通報したそうです。

すると、遅い時間であったにもかかわらず、すぐさま捜査関係者が動き、電話をしてきた誘導役の知人と、武装男2人組の素性を割り出すことに成功。3人ともあっけなく逮捕となったそうです。

無事に犯人がスピード逮捕され解決したとはいえ、一夜のうちに様々な出来事が立て続けに起き翻弄され尽くした感のあるこの男性客。ラッキーなのかそうでないのか、難しいところです。

みなさんも海外のカジノで高額賞金を獲得した際は、その場で大喜びなどしないように注意しましょう。

※画像は「サリー=デュ=サラ・カジノ」公式HPより