フィリピンのカジノ大手「Okada Manila」が「26 Capital Acquisition」と合併して株式上場へ

「Okada Manila」は日本企業が親会社

公開日:

scroll

フィリピンでは最大となる統合型リゾート(IR)の『Okada Manila』を運営する『Tiger Resort, Leisure and Entertainment Inc.』が、アメリカのマイアミを拠点とする『26 Capital Acquisition Corp.』と合併して、『Okada Manila』をナスダックに上場すると発表しました。

上場をすることで『Okada Manila』の企業価値は26億ドルになると予想されています。

Okada Manila

Okada Manilaとは?

『Okada Manila』はマニラにあるカジノ・統合型リゾート(IR)です。50エーカー以上の敷地に位置して、カジノテーブル974 台や電子ゲームマシン6890 台の運営が認められていて、全面完成となると約1000室の豪華ホテル客室を持つ施設となります。

フィリピンでは最大の統合型リゾート(IR)として知られています。また、親会社が日本企業でパチンコ機やパチスロ機を設計、製造、供給する『ユニバーサルエンターテインメント』となっています。

今回の合併と上場に関して、ユニバーサルエンターテインメントの富士本淳会長兼社長兼CEOは「Okada Manilaとユニバーサルエンターテインメントにとって興奮させる試金石となる。将来の大きな成長へ向け事業への強力な支援を続けることを楽しみにしている」とコメントを発表しています。

世界で唯一、日本企業が保有して運営するカジノとなる『Okada Manila』は、2022年に全面完成を目指していて、上記のカジノ施設の他に、993客室の豪華ホテルタワーが2棟、50店以上の規模となるショッピング街、ナイトクラブ、25店以上の飲食店、ダンス・ミュージック・ファウンテンなどが稼働する予定です。建設費は33億ドルで、最初のホテルタワーが完成した2019年から段階的にオープンし始めています。

今回、『Okada Manila』が株式を上場することで資金を調達できることから、より良い統合型リゾート施設になることが予想されます。