カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーに拠点を置くカジノ機器サプライヤーのジャックポットデジタルは、アメリカ・サウスダコタ州のカジノ施設「ローズバッドカジノ」に、同社の最新ゲーム機器となる「Jackpot Blitz ETG」を2機設置したことを発表しました。
ホール運営の自動化が進む
これは、ジャックポットデジタルがプレスリリースなどで発表したものです。
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— Jackpot Digital (@JackpotDigital) June 30, 2022
その中で、同社の社長兼最高経営責任者をつとめるジェイク・カルパキアン氏は、「今回、我々の機器がサウスダコタの人気カジノ『ローズバッドカジノ』に設置されたのを見ることができて、本当に興奮しています」と、まずはその喜びについてコメント。
その上で同氏は、「弊社のビジネスは年々堅調に成長し続けており、この『Jackpot Blitz ETG』についても、既に追加設置のオーダーが殺到すると予測されているほど。多くのカジノ事業者がホール運営の自動化を望んでいます。それを低コストでスムーズに実現しようとした際に、結果的に我々の機器が選ばれているのだろうと考えています」とコメントしています。
ジャックポットデジタルは、ディーラーを必要とせず全自動でプレイできるマシンを中心にリリースしています。それがコロナ対策や、低コスト化という観点で評価され多くのカジノ事業者に選ばれていることについても自己分析を交える形で説明しました。
電子テーブルでカジノを遊ぶことができる
これまで多くのカジノ施設やクルーズ船などにギャンブル機器を納入した実績を持つジャックポットデジタルは、旧来のアナログ機器ではなく大画面の液晶ディスプレイなどをふんだんに取り入れた電子テーブルを中心としたメーカーです。
そのなかでも、ポーカーをはじめとするマルチプレイヤー型ギャンブルに使う機器が専門。
今回、「ローズバッドカジノ」に設置した「Jackpot Blitz ETG」は、同社の人気シリーズ「Jackpot Blitz」の最新モデルで、ゲームを自動化するだけでなくバックで動作を支える堅牢なシステムによってカジノ事業者は効率的なサービスの提供が可能となるそうです。
近未来の雰囲気のあるカジノ用のゲーム機器。日本でカジノを含む統合型リゾートが開業する頃にはさらに進化していることでしょう。
※画像は「ジャックポットデジタル」公式ツイッター