マレーシアのカジノを含むIRの『ゲンティン・ハイランド』に建設中のテーマパーク『ゲンティン・スカイワールド』のオープンが、旧正月である2021年2月1日に間に合う可能性があることを、同施設を運営する『ゲンティンマレーシア』のメインバンクが示唆し話題となっています。
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『ゲンティン・ハイランド』は山の上の高原にあるカジノとして知られ、多くの施設が集中していることで人気の観光地となっています。
今回、『ゲンティンマレーシア』におけるメイバンクのアナリスト・ヤン氏は、ゲンティンマレーシアの利息、課税、減価償却、および償却前利益(EBITDA)が、前年比増となると予測した上で、その根拠として、「『ゲンティン・スカイワールド』は、2021年12月10日のオープンを予定していたが実現しなかった。しかしゲンティンマレーシアが、ソフトウェアの問題を既に解決し、旧正月に向けて『ゲンティン・スカイワールド』をオープンさせることを示唆している」とコメントしました。
『ゲンティン・スカイワールド』は、さまざまなアトラクションを用意していて注目を集めている施設となっています。ただ、これまでも何度かの延期もありやっとオープンを迎える日が来たようです。
前出のメインバンクは、『ゲンティンマレーシア』グループ全体のEBITDAが、2022年に32億3000万リンギ、2023年に34億7000万リンギに達する可能性があるとしています。
これは、2021年に10億5000万リンギの純損失を計上した後、2022年に9億7320万リンギ、2023年に12億1000万リンギの純利益を上げるという見積りによるものだとしています。
優良なカジノ施設として知られている、『ゲンティン・ハイランド』でより集客をするために、『ゲンティン・スカイワールド』は重要な施設となる計算です。 アジアのカジノ施設でも存在感を出し始めている『ゲンティン・ハイランド』。今後の開発に関する情報も注目をしていきます。
【写真/参考】 ゲンティン・スカイワールド