アメリカ・コネチカット州マシャンタケットにあるネイティブアメリカン運営の部族カジノ「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」は、2023年1月25日に2022年12月のスロット収益を発表しました。2990万ドル(約39億円)になり、好調な売上となっています。
3万ドル(390万円)の現金や商品が当たるイベントなども開催
これは、「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」が同日付のプレスリリースで公表したものです。
同カジノでは2022年12月のホリデーシーズンを祝う形で、大規模なイベントや各種プロモーション活動を展開。施設内の飲食施設では、テーマごとの料理やカクテルなどを提供したほか、DJの派手なパフォーマンスが楽しめるイベントや、子ども連れの客層を対象とした映画上映やゲーム大会などを開催しました。
さらに、3万ドル(390万円)の現金や商品が当たるイベントなども開催し、これらが奏功する形で収益が増加しました。スロット収益だけで、2990万ドルに達するほどの好調ぶりを見せたといいます。
今回の収益を受け、「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」は、スロット収益の拠出契約に基づく形で、コネチカット州に760万ドル(約9億9000万円)の支払いを行ったといいます。
「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」の運営母体である「マシャンタケット ・ピクォート・トライバル・ネーション」によれば、1993年の創業以来、すでに45億ドル(5850億円)以上の収益を州にもたらしていることになるそうです。
ここ数年、コロナ禍により深刻な打撃を受けているアメリカのカジノ業界ですが、2022年12月には各施設が好調な売上を記録しています。「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」は手ごたえを掴んだようで、この良い流れを維持しつつさらなる上昇機運をもたらそうとしています。
2023年1月に入ってから、年明け恒例の新春イベントや、中国の旧正月・春節を記念したイベントを開催するなど意欲的なプロモーション活動を展開しています。
※画像は「フォックスウッズ・リゾート・カジノ」公式HPより