パリから列車で2時間30分ほど移動すると、「フランス」北部にあるのが「カレー」です。ドーヴァー海峡に面した街で、英仏海峡トンネルでイギリスとつながっています。
彫刻家ロダンの有名な作品「カレーの市民」は、百年戦争の際にこの街で起きた出来事を基にしたものです。現在、この作品はカレー市庁舎の前に展示されています。
また、カレーは織物のレースでも有名です。市庁舎のすぐ近くにある国際レースセンターでは、レースについての多くの資料や製品が展示されています。
「カジノ・カレー」の遊び方やルールは?
この「カレー」にもカジノ施設があります。市街中心部、ロワイヤル通り沿いにあるのが「カジノ・カレー」。フランス各地でカジノやレストランなどを展開している、「パルトゥーシュグループ」が運営しているカジノです。
遊べるゲーム内容は、テーブルゲームがブラックジャックとテキサス・ホールデムポーカー各1台ずつ、スロットマシン74台、さらに電子ルーレットと電子ブラックジャックが合計17ステーション稼働しています。
近年、ヨーロッパのカジノでは電子マシンにウエイトを置くケースが増えているようです。フランスのカジノでも傾向が見られますが、その一方でテーブルゲームもきちんと押さえてある店舗がほとんどのようです。
営業時間は、スロットマシンと電子ゲームが10時から、テーブルゲームが19時30分からとなります。クローズは日曜日~木曜日までが翌2時まで、金曜日と土曜日が翌3時までです。
年齢制限は18歳以上で入場は無料。入場時にはパスポートチェックがあるので必ず持参しましょう。ドレスコードは緩やかですが、露出が多すぎる服装などは避けたほうがよいでしょう。スマートカジュアルなら問題ないと思われます。ジーンズでも入場できますが、ダメージジーンズなどは避けたほうが無難です。
関連記事
カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
また、施設内にはレストランやバー、ブラッスリー、シアター、レセプションホールなども完備していてとても充実しています。
記者の一言メモ
ヨーロッパには、各地でさまざまなカジノ施設が稼働しています。「カジノ・カレー」はカジュアルに遊べる施設で、観光客からも人気となっています。
【参照】「カジノ・カレー」公式HP
※画像は「カジノ・カレー」公式HPより
フランス カレーとは
カレー(Calais)は、フランス北部に位置する港湾都市で、イギリス海峡に面しています。カレーはフランス本土とイギリスを結ぶ重要な玄関口で、特にドーバー海峡を通じてイギリスとのフェリーやユーロトンネルが運行されており、交通の要所として発展してきました。
歴史的には、百年戦争の際にイギリスに支配され、カレーの住民が英雄的な抵抗をした「カレーの市民」という出来事が有名で、ロダンの彫刻作品が町の象徴となっています。