ドイツで最も西に位置するアーヘンは、ベルギーやオランダの国境に近い街です。紀元前3世紀頃の古代ローマ帝国の時代から、ローマ人によって温泉地として利用されていました。
その後、ゲルマン民族によって支配されるようになってからも温泉は維持され、保養地として定着するようになっていきました。地名のもとになっているアーハは当時の言葉で「水」という意味を持っていたそうです。
今回は、そんなアーヘンにあるカジノ施設『Casino Aache』を紹介します。
『Casino Aache』での遊び方やルールは?
やがて、1976年にドイツ風の豪華で荘厳なクアハウス風の建物によるカジノ『Casino Aache』が開設されました。
その後、改修などを重ねながら営業していましたが、建物の老朽化などの理由から、2015年にサッカースタジアム「ティフォリ」へと移転。ホテル併設のカジノが多いなかで、スタジアム併設のカジノは珍しいケースと言えるでしょう。
スタジアムの外階段を上がった2階にエントランスがあり、さらにフロアを上がった3階と4階がカジノフロアになっています。
「Casino Aache」で遊べるゲームや営業時間は?
遊べるゲームはテーブルゲームがブラックジャック、ルーレット、ポーカーで、さらにスロットマシンを備えます。
営業時間はテーブルゲームが15時からスタート。日曜日から金曜日の間が翌3時まで、土曜日は翌4時までですが、グッドフライデー前日は0時までとなっています。スロットマシンは11時から翌2時まで、やはりグッドフライデー前日は0時までとなります。
年齢制限は18歳以上。ドレスコードは緩やかなので、スマートカジュアルであれば問題ありません。入場料が必要で、テーブルゲームが5ユーロ、スロットマシンコーナーは1ユーロです。
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スタジアム併設なので、サッカーの試合後はサポーターたちで盛り上がるようです。サッカーとは別の熱気に圧倒されるとのこと。
また、歴史的建造物でその美しさに圧倒されるというアーヘン大聖堂や、豪華な雰囲気で知られる温泉施設、カルロス・テルメンなど観光名所も充実しています。
ドイツ アーヘンとは
アーヘンは、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州に位置する歴史的な都市で、フランスやオランダとの国境に近い場所にあります。
特にカール大帝のゆかりの地として有名で、彼が建立した「アーヘン大聖堂」はユネスコ世界遺産に登録されています。現在は温泉地としても知られ、観光と教育の拠点として発展しています。