カジノ運営・シーザーズが、人気ラッパー「JAY-Z」のロック・ネイションと提携へ

タイムズ・スクエア・カジノ構想の入札のため

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シーザーズエンターテインメントと、人気ラッパー「JAY-Z」が運営するロック・ネイションが提携を発表。新たなカジノ構想が浮上しています。

カジノ運営大手のシーザーズエンターテインメントが、タイムズ・スクエアでカジノライセンス取得を目指し、人気ラッパーでビジネスマンとしても活躍中のJAY-Zが率いるロック・ネイションと提携したことを発表しました。

ニューヨークの「タイムズ・スクエア・カジノ計画」を進める

これは、シーザーズエンターテインメントと、ロック・ネイションの双方がプレスリリースなどで発表しているものです。

今回の提携は、かねてよりシーザーズエンターテインメントが参入を目指しているニューヨークのタイムズ・スクエア・カジノ計画への入札を優位に進めるべく行われるものです。

シーザーズエンターテインメントは、既に提携を発表している不動産投資信託のSLグリーンと、提携を発表したロック・ネイションと共に、事実上の企業合同体として同カジノ計画の入札に臨むことが確定的になったといいます。

シーザーズエンターテインメントは2022年10月、タイムズ・スクウェアでカジノを開業・運営するためのライセンス3件のうちの1つを申請。

その後、ほどなく同社の構想が徐々に明らかとなりつつあります。「シーザーズ・パレス・タイムズ・スクウェア」という仮称が既につけられているこの新カジノ構想。

JAY-Zは「アメリカ音楽史上最も裕福なミュージシャン」

カジノ自体の運営などをシーザーズエンターテインメントが行い、その入居する建物をSLグリーンが保有。そして、ロック・ネイションは、地元の雇用拡大をはじめとする地域活性化のためのアシストを行う見通しとなっています。

雇用創出については、ロック・ネイションの創業者であるJAY-Zが、ブルックリン・ネッツの共同オーナーであった頃に浮上した新アリーナ建設の際にも、強く要望した事項ということもあり地元での期待も高まっているそうです。

JAY-Zといえば、「アメリカ音楽史上最も裕福なミュージシャン」として、経済紙「フォーブス」で紹介されたこともあります。

妻で歌手のビヨンセと2人で、1000億円を越える資産を有していると推測されており、潤沢な資金を使いこれまでも様々なビジネスを立ち上げては成功を収めています。

※画像は「シーザーズエンターテインメント」公式HPより