長崎のカジノを含むIR誘致で、スイス金融大手「クレディ・スイス」から資金調達へ

「キャンター・フィッツジェラルド」、「クレアベスト・グループ」も名乗り

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長崎カジノ誘致で「クレディ・スイス」から資金調達へ

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長崎県のカジノを含む統合型リゾートの誘致計画で、金融大手の「クレディ・スイス」からも出資を受ける予定だと発表されました。

長崎県がハウステンボスを候補地としてすすめている、カジノを含む統合型リゾートの誘致計画。九州全体の経済活性化も期待され、大型プロジェクトとしてさまざまな調整が行われています。

スイスの金融大手「クレディ・スイス」が出資の意向

その、長崎県のカジノを含むIR誘致に関して、スイスの金融大手「クレディ・スイス」が出資の意向があることを示していると現地メディアの取材でわかりました。これは、2022年9月2日に行われた長崎県議会特別委員会で明らかとなったものです。

長崎県IR推進課から公開されたもので、今後については、「どういう形で説明、公表できるか、事業者と協議をして9月議会で少しでも説明できるようにしたい」と話しているとしています。

これまで、事業者は「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)を指名していましたが、出資企業が明確に発表されていませんでした。しかし、突然2022年8月にはアメリカの金融大手「キャンター・フィッツジェラルド」が約10億ドル(約1350億円)、カナダの投資会社「クレアベスト・グループ」も最大で約5億ドル(約675億円)規模の出資をする予定があると発表されることに。

その上で、今回は世界的にも有名な「クレディ・スイス」からも出資を受ける方向で調整していることがわかりました。

現在、誘致に関しては総額で約4383億円の資金調達を計画しています。

融資企業が次々と明らかになっていく

また、議会ではハウステンボスを買収した「PAG」ジャパンの共同代表と大石賢吾長崎知事がオンライン面会したことも明かし、「IR事業への協力は引き続き、県とコミュニケーションとりながらやっていく」と話したと説明しています。

長崎県の誘致計画では、候補地となっているハウステンボスがHISから香港の投資ファンドに売却されることが正式に発表されています。

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「ハウステンボス」が約1000億円で買収決定

買収額は約1000億円といわれ、2022年9月30日にすべての株式が譲渡される予定です。

長崎県のカジノを含むIRの誘致計画について、不安視されていた金銭問題が徐々に明かされています。今後、更に追加で出資や協力をする企業が発表されるのか、注目していきます。