カジノでチップは必要?いくら払うべき?ルールを解説

最近ではクレジットカードでチップを受けるカジノ施設も

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カジノでチップは必要?ルールを解説

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この記事の概要

カジノで遊んだ際にはチップを支払う必要があるのか?ルールやマナーを紹介。

日本人が海外旅行をする際に戸惑うことのひとつが、ホテルやレストランでのチップの慣習です。

基本的に日本ではチップという文化はありません。しかし、海外ではチップを支払わないと失礼になるというケースも発生します。

ちなみに、カジノでゲームを遊ぶ際に現金の代わりに使用するコイン状のものも「チップ」と言いますが、区別するため「カジノチップ」などと呼ばれることがあります。ここでいうチップはサービスを受けた際にスタッフに手渡す現金のことになります。

勝った場合はディーラーやスタッフに払う場合も

このチップの慣習ですが、国によって飲食業やサービス業の従業員について基本給が低く設定されていて、それを補うためにチップが欠かせないという事情もあるようです。

つまり、あくまで受けたサービスに対する対価という性質でルールとして支払いが必要というケースも少なくないようです。また、カジノでもチップを支払う慣習がある国とない国があります。

欧米など、飲食店でチップがよく支払われている国でも、カジノについては「勝った場合に、その勝ち分の10パーセント程度をディーラーやスタッフに渡す」程度でよいというルールが一般的となっています。

そのルールも勝ちがある程度まとまった金額に達した場合であって、トントンかわずかな勝ちといった場合には無理してチップを払う必要はありません。あくまで、自分が支払える範囲内での対応となります。

また、チップはサービスに対する対価や代金なのですから、金額は自由に決めていいことになっています。10%というのは、ある程度の目安として知られている数値です。金額を告げてからお札を渡し「これだけをチップにするからお釣りがほしい」と言っても、マナー的に問題はありません。

クレジットカードでチップを払う場合も

また、中には現金でなくクレジットカードでチップを払う場合もあります。チップの金額を具体的にはっきりと告げ、決済をして貰う形になります。

もし支払いや額などで不安になったら、遠慮なくスタッフに問い合わせるのがよいでしょう。チップについて確認することもまた、マナーやルールの点で何も問題はなく恥ずかしいことでもありません。

さらに、不要ではなくカジノでチップを払うことが「禁止」というケースもあります。

イギリスやオーストラリアのカジノでは、利用客が従業員に対して現金を手渡すことを禁じています。気を利かせたつもりが違反行為になってしまうので、注意が必要です。

こういったカジノのルールは日々変わっていく場合もありますので、遊ぶ際にはスタッフへの問い合わせやネットでの検索などで予備知識を入れておくことが重要になります。