裁判迎えるIR贈収賄事件・秋元司被告は「選挙に出る」

徹底抗戦と総選挙出馬をすると断言

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中国企業『500ドットコム』とのIR事業を巡る汚職事件で、9月7日に東京地裁で判決公判を迎える衆院議員の秋元司被告。一貫して無罪を主張している秋元被告ですが、すでに贈賄側と言われる『500ドットコム』の日本法人元役員や顧問などは執行猶予付きの有罪判決が言い渡されています。

そんな中でも、秋元被告は各メディアの取材を積極的に受け、無罪の主張と総選挙への出馬を宣言しています。秋元被告はTBSをキー局とするJNNのインタビューに答え、今回の裁判が「でっちあげ」だと話し、裁判で証拠に出したスマホの歩数アプリの記録が証拠になって自分は現金を受け取った場所にいなかったと再度説明しました。

その上で、次の総選挙に出馬をするつもりかと記者に問われると「当然出馬します」とはっきりと答えました。仮に、今回の公判で有罪判決が出ても控訴することで、次の裁判には出るつもりだと言います。

裁判を控える身でありながら、自身の主張をメディアで発信し続ける秋元被告。果たして、東京地裁ではどんな判決となるのか?また、その判決を受けた秋元被告は宣言どおりに選挙に出馬するのか、かつてないIR構想を巡る政治家の戦いが始まります。