「ルツェルン」はスイスのほぼ中央に位置している街です。チューリッヒから直通列車で約50分、ベルンからも列車なら1時間ほどで着きます。
スイスには古く歴史のある街が多いですが、このルツェルンはなかでもとくに古都という表現にふさわしい場所です。スイス建国の起源は1291年とされていますが、ルツェルンが加盟したのは1332年と言われています。旧市街には当時の面影を残す建物が数多く残っていて、タイムスリップしたような光景が続いています。
ところが、その南側のロイス川を渡った新市街地には、打って変わって近代的なインテリジェントビルやホテルなどが立ち並んでいます。その違いは、まるで何百年もの時間を超えて行き来しているかのようです。ルツェルンはとても見どころの多い街なので、数日滞在してゆっくり見物したいエリアです。
「グランド・カジノ・ルツェルン」の遊び方やルールは?
ルツェルン中央駅からゼー橋を渡り、ハルデン通りを進むと右側にあるのがカジノ施設「グランド・カジノ・ルツェルン」です。駅からは徒歩ならば約20分で到着します。
バスを利用する場合には6番または8番乗り場からバス停「カジノ・パレス」で下車します。また、200台の無料駐車場も用意されている施設となっています。
遊べるゲームの内容は、ルーレットやブラックジャック、テキサスホールデムやバカラといったトラッドなテーブルゲームのほか、電子ルーレットや電子ポーカーも楽しむことができます。
さらに、スロットマシンは250台以上が設置されていてとても充実しています。
営業時間は、スロットマシンが11時から、テーブルゲームが15時からで、クローズはともに月曜日から木曜日までが翌3時まで、金曜日と土曜日および祝日前が翌5時までです。
年齢制限は18歳以上で、ドレスコードはとても緩やかです。スマートカジュアルであれば、まったく問題ありません。入場料は10スイスフランです。ただし、16時までは入場無料です。また、無料で利用できるクロークがあり、バリアフリー対応の施設です。
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その他、レストランやバー、ラウンジ、シアター、イベント会場なども併設しています。「オリヴォ」と「ドルチェヴィータ」と名付けられた2つのレストランでは、地中海の幸を使ったさまざまな料理が楽しめます。また、各種イベントなども開催されています。
街とカジノで、いずれも古典と近代が同時に楽しめるのがルツェルンの特徴と言えるでしょう。
※画像は「グランド・カジノ・ルツェルン」公式HPより
スイス ルツェルンとは
ルツェルンは、スイス中央部に位置する美しい都市で、ルツェルン湖とアルプス山脈に囲まれた風光明媚な観光地です。中世の趣を残す旧市街と、近代的な文化や観光インフラが調和しています。
ルツェルンは文化的にも豊かで、毎年開催される「ルツェルン音楽祭」は、クラシック音楽の世界的なイベントとして有名です。
また、湖畔に立つグレッチャーガルテン(氷河庭園)や、アルプスを一望できるピラトゥス山やリギ山などの観光名所も多く、ハイキングやクルーズなどのアクティビティも楽しめます。