フランスの「ヴィッテル」といえば、ミネラルウォーターのブランドで有名です。その名は、フランスにある地名に由来しています。ヴィッテルはローマ帝国時代からの温泉地で、その地名もローマ皇帝が泉の水を浴びた場所だからと言われています。
現在は人口6000人ほどの小さな村で、温泉と観光が主な産業の静かな保養所といった雰囲気となっています。
「カジノ・デ・ヴィッテル」の遊び方やルールは?
その静かな水の産地にあるカジノが、「カジノ・デ・ヴィッテル」です。 ヴィッテル駅から北に伸びるブルミー通りを徒歩4、5分ほど歩くとある、白い4階建ての建物「ホテル・メルキュール・ヴィッテル」に併設のカジノです。
テーブルゲームはブラックジャック2台、それからスロットマシン75台です。小規模なほうですが、こうしたカジノはヨーロッパではよく見かけます。隠れ家的な雰囲気を楽しめて、観光客にも人気となっています。
営業時間はスロットマシンが10時から翌3時まで、テーブルゲームが19時30分から翌2時まで、金曜日と土曜日、それに祝日前に日などは1時間ずつクローズが延長されます。
「カジノ・コントレクセヴィル」の遊び方やルールは?
さらに、 ヴィッテルの西南西に3キロほどいくと、コントレックスヴィルがあります。この小さな村も、ミネラルウォーターブランド「コントレックス」の産地で、やはりスパリゾートなどがあります。ちなみに、コントレックスはとても硬度の高いミネラルウォーターなので、お腹の弱い人は要注意という意見もあるようです。
コントレックスヴィルにあるのが「カジノ・コントレクセヴィル」で、コントレックスヴィル駅から北にロワ・スタニスラス通りを歩いていくと、右側に古風な作りの建物が見えてきます。
こちらも、ブラックジャックやポーカー系などテーブルゲーム3台とスロットマシン60台という、こじんまりとしたカジノです。
営業時間は、スロットマシンが10時から、テーブルゲームは20時からで、クローズは翌1時ですが休日前には1、2時間ほど延長されるようです。
いずれのカシノも、年齢制限は18歳以上でドレスコードも厳しくありません。スマートカジュアルであれば問題ないでしょう。
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近年は規模の大きなカジノを含むIRが話題となりますが、小さな観光地の隠れ家的なカジノが多いのも欧州カジノの魅力のひとつです。
フランス ヴィッテルとは
ヴィッテル(Vittel)は、フランス北東部グラン・テスト地域圏に位置する温泉保養地で、特にミネラルウォーター「ヴィッテル」の産地として世界的に有名です。
ヴィッテルの水は、その豊富なミネラル成分と純粋さで高く評価されており、温泉療養や健康目的で訪れる人々に愛されています。
19世紀に温泉リゾート地として発展し、現在でも多くのスパ施設やホテルがあり、リラックスと健康を求める観光客にとって人気のスポットです。