パリ市街の北に11キロほど進むと、温泉街「アンギャン・レ・バン」があります。170年以上の伝統ある温泉リゾートで、美しいアンギャン湖と効能ある温泉によって有名になり、19世紀頃には王侯貴族などの上流階級が別荘をたて、バカンスには湖畔で盛大なバーベキューパーティを開催したといわれています。
「カジノ バリエール アンギャン・レ・バン」の遊び方、ルール
現在でも、パリ北駅から電車で約15分、クルマでも30分ほどというアクセスのよさなどから、多くの客が訪れる観光地として知られています。湖畔には高級ホテルのほか、豪華で精錬された住宅も数多く見受けられ、さながらセレブの高級別荘地という雰囲気を醸し出しています。
このアンギャン・レ・バンにあるカジノの歴史は古く、1901年に建設された豪華客船の形をしたカジノが最初だと言われています。
現在、営業しているのは「カジノ バリエール アンギャン・レ・バン」です。バリエールグループが運営しているカジノで、アンギャン湖畔の抜群のロケーションだけでなく、売上についてもフランス全土でナンバーワンと言われています。
営業時間は10時から翌4時までで、テーブルゲームのみ15時からです。内容は、各種ルーレット、ブラックジャック、プント・バンコ、ポーカーなどのほか、電子ゲームも充実しています。また、スロットマシンは500台を揃えています。
利用には入場料が必要で、入場時間によって料金が変動します。オープンから15時までは11ユーロ、15時からは14ユーロ、土日や祝日、夜間は16ユーロとなっています。
気になるドレスコードですが、それほど厳しくはありません。スマートカジュアルであれば問題ありません。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
カジノ以外の楽しみは、アンギャン湖畔と温泉でしょう。アンギャン湖は美しい景色が多く、遊歩道をそぞろ歩くのも楽しいです。
ただし、湖畔をぐるりと一周するのに1時間30分から2時間はかかるので、あまり無理をしないほうが無難です。
また、温泉というと日本人はお風呂にゆったり浸ってリラックスというイメージがありますが、ヨーロッパではどちらかというと飲んだり患部に浸したりといった、病気の治療や健康増進をします。
保養所として体を休めながらカジノを楽しめるエリアとなっています。
※画像は「カジノ バリエール アンギャン・レ・バン」公式HPより
フランス アンギャン・レ・バンとは
アンギャン・レ・バンは、フランスのイル=ド=フランス地域に位置する美しい温泉地で、パリから約11キロ北にあります。
19世紀から高級保養地として知られ、温泉療養施設やカジノ、湖畔の散策が楽しめます。
湖の周りには美しい公園や歴史的建物があり、静かな雰囲気の中でリフレッシュできるスポットです。また、文化イベントやコンサートも頻繁に開催されています。