マカオを拠点とする電子ギャンブル設備販売会社のアジア・パイオニア・エンターテインメント・ホールディングス(APE)は、台湾のカジノ機器製造販売大手のジャンボテクノロジーがリリースする最新機種をコタイ地区などマカオのカジノを含むIRに導入・設置する予定だと発表しました。
「電子ゲーム機技術基準バージョン2.0」への対応を予定
これは、同社がプレスリリースで発表したものです。
今回、マカオに投入された製品は27インチのデュアルスクリーンに加え、10.1インチのボタン式タッチパネルが搭載された製品です。
2021年9月にカジノ規制当局が発表した「電子ゲーム機技術基準バージョン2.0」への対応を予定し、ジャンボテクノロジー製の筐体・D-27スロットキャビネットに「ロンイーファ」のプログレッシブジャックポット機能が搭載されたモデルとなります。
これをベースに同社の人気タイトルとして知られる「フォーチュン・トレジャー」と「ゴールデン・ホース・トレジャー」の2作が組み込まれる形となっているそうです。
マカオ市場でのジャンボテクノロジー製品の投入について、アジア・パイオニア・エンターテインメント・ホールディングスでインタラクティブ部門の副社長をつとめるアレン・シュー氏は、「今回投入するD-27スロットキャビネットは、『ロンイーファ』のプログレッシブジャックポット機能との相乗効果で、より高い収益が見込めるだろうと期待しています」とコメント。
同じくコーポレートセールス&マーケティング部門のアシスタントジェネラルマネージャーをつとめるヴィッキー・チャン氏は、「人間工学に基づいたD-27スロットキャビネットに加え、ジャンボテクノロジーの製品の中でもかなり革新的な製品であり、プレイヤーに人気の『ロンイーファ』プログレッシブジャックポットが加わることで、マカオのプレイヤーたちに大きな楽しみを提供できると思います」とコメントしています。