ゲームアプリやアミューズメントカジノなどで人気となっている「ポーカー」。現在は、さまざまな種類のゲームが誕生しています。
進化しているポーカーゲーム
ポーカーについては、5枚の手札でプレイする代表的なカードゲームということは多くの人が知っているでしょう。
ネーミングや起源などについては諸説あってはっきりしないようですが、1830年頃にアメリカでポーカーの原型ができたと言われています。また、感情や動揺を表情に出さない、平静を装うという意味の「ポーカー・フェイス」も、このポーカーから来ていることはよく知られています。
近年では、この手札5枚を使って遊ぶ基本的なポーカーに、追加のルールを組み込んで発展させた新しいタイプのゲームが数多く登場し、愛好者の間で盛んにプレイされています。
現在、ポーカーと呼ばれるカードゲームは、「クローズド・ポーカー」、「スタッド・ポーカー」、「フロップ・ポーカー」などが存在します。 「クローズド・ポーカー」はプレイヤーだけが見える5枚のカードで勝負する、伝統的なポーカー。「スタッド・ポーカー」は手札の一部をオープンして、プレイヤー全員に見せた上で進めていくタイプです。
テキサスホールデムに代表される、フロップタイプのポーカー
そして、現在では最も人気かあり、プレイ人口が高いのが「フロップ・ポーカー」と呼ばれるものです。
その特徴は、プレイヤーに配られる手札とは別に、テーブルの中央にフロップと呼ばれる表向きの札が置かれることです。プレイヤーは手札とこのフロップを組み合わせて役を作っていくことになります。
フロップはプレイヤー全員に共通なので、自分だけ有利になるとは限りません。そのあたりの駆け引きが、このフロップ・ポーカーの面白さ、スリリングな特徴と言えるでしょう。
現在、ポーカーゲーム全体の、およそ80パーセントがこのフロップ・ポーカーだと言われています。フロップ・ポーカーの代表的なものとしては、「テキサスホールデム」が有名です。さらに、手札の枚数が違う「オマハホールデム」があります。世界各地のカジノでもこの2つがポーカー系の主流になっています。
また、「テキサスホールデム」の変形ルールとして、「パイナップル」や「ウォーターメロン」といったものもあります。
このほかにも、自分には見えない1枚の札で他のプレイヤーの手札を見て勝負する「インディアンポーカー」などもポーカーの一つに数えられています。 さまざまなルールで遊ぶことができるようになっているポーカー。奥が深い世界でゲームを楽しむことができます。