日本で行われる中では最大規模のポーカーの大会『AJPC SUPER CUP(スーパーカップ)』の決勝が、2021年10月30日、31日の2日間に渡って行われました。
このカップ戦は、2007年から14年間続いている全日本ポーカー選手権(AJPC)の新シリーズとして開催されていたもので、決勝は東京の大崎にあるサミー本社で行われました。
公式サイトによると、優勝者や入賞者には『スーパーカップのプロ契約』として海外トーナメントに参加する権利などが与えられると発表されていました。
賞品としては優勝者に『WSOPメインシート(1万ドル相当、AJPC SUPER CUP代表プロ契約)』が与えられ、2位には『50万円分海外遠征補助費(AJPC SUPER CUP代表プロ契約)+AJPCアジアンサーキットメインシート』が用意されています。さらに、今回は新たな大会となることで優勝者には初代チャンピオンという名誉ある称号も与えられることになります。
この大会は、2021年2月から開催されていましたが、新型コロナウイルスの影響で何度か日程の変更がありました。全国から2万人以上が参加して、最終的には8人がファイナルテーブルで優勝を争った戦いの決着がやっとついたことになります。
激戦を制したのは、SNSなどでおなじみとなっているポーカープレイヤーの小林弘和さん。名古屋を主戦場にしているプレイヤーで、国内外でポーカーに関する活動をしている様子を小林さんのSNSで見ることができます。
見事に優勝して初代王者に輝いた小林さんには、高さが1メートル近くあり、重さも9キロというスーパーカップが手渡され、その名前が刻まれることになりました。
小林さんは表彰式で「我こそはというプレイヤーがいましたら、僕を倒しにきてください」とコメントしています。
新型コロナウイルスが蔓延する中でも、無事に大会を終えることができた『AJPC SUPER CUP(スーパーカップ)』。来年以降の開催にも期待がかかります。