フルハウスリゾーツが新カジノ「アメリカンプレイスカジノリゾート」の進捗を報告

1億ドルの予算をかける臨時カジノは2022年夏オープン予定

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アメリカでカジノや宿泊施設、ゴルフ場などを運営する『フルハウスリゾーツ』は、イリノイ州で進めている新しいカジノを含むIRの『アメリカンプレイスカジノリゾート』に関する進捗状況を発表しました。

2021年12月にイリノイ州賭博委員会によって、ワキガン市でのIR開発事業者に正式選定されたフルハウスリゾーツは、その決定を受ける形で臨時カジノの建設におよそ1億ドルの予算を計上したことを発表しました。

その後、同社は既に市からリースする予定となっている約30エーカーのカジノ用地に隣接し、駐車場などのスペースとして提供予定の約10エーカー分の土地について、先ごろ購入契約を締結したと発表しています。

同社によると、臨時カジノはサッカー場1.5倍ほどのエリアに仮設され、1000台のスロットマシンに50台のテーブルゲームという大きな規模になる予定です。さらに、高級レストラン、センターバーといった施設も併設させ、2022年の夏にオープン予定としてその後に通常のカジノとして営業承認を待つ形になるといいます。

また、同社はこうした施設面での進捗が順調に進んでいることに加え、新たな人事も発表しました。

ミシシッピ州ハンコック郡の『シルバースリッパーカジノ』などで高い収益を出した実績と、4つのカジノをオープンさせた経験があるという、同カジノのゼネラルマネージャー、ジョン・フェルッチ氏を、上級副社長兼最高執行責任者の地位に昇進させる形で、プロジェクトの責任者にすると公表しています。

新型コロナウイルスの影響を受けながらも、2021年後半からは本格的に世界でカジノを含むIRの売上が回復しています。その影響からか、アメリカを中心に新たなカジノ施設の開発が行われるようになってきています。 日本でも、カジノを含むIRに関して各地で調整が進められています。今後、どんなカジノ施設が人気を獲得するのか?注目をしていきます。