ドイツというと規律やモラルに厳しく、カジノのイメージに合わないと思っている人がいるかもしれません。ところが、実際には各地でいくつものカジノが営業しています。
都市部から郊外、観光地までいろいろな立地や特色のあるカジノを含むIRがあるようです。その数はドイツ全体で60以上といわれているので、れっきとしたカジノ大国といえるでしょう。
もともと、ドイツは16の連邦州で構成されている連邦共和国で、それぞれに州政府がある自治の影響力が強い国です。なので、カジノも営業時間やルールなど、それぞれで違いがあるので注意しましょう。 共通しているのは、年齢制限が18歳以上、ドレスコードが男性はシャツとジャケット、スラックスなどやや厳し目なところです。また、女性に対してはあまりにラフな服装でなければ注意はされません。さらに、気軽に遊べるスロットマシンコーナーは、男性でもドレスコードは緩やかな施設もあります。
ドイツのカジノで遊ぶルールは?
首都のベルリンのカジノでは、広さが中規模クラスの施設が多く、気軽に観光客が利用をしています。
人気の施設は『カジノポツダムプラッツ』で、地下鉄のポツダムプラッツ駅から徒歩数分の立地にあります。文字通り市内のポツダム広場にあるカジノで、同じ建物に劇場も併設されています。入場料が2.5ユーロ。テーブルゲームが12台以上、スロットマシンが350台以上。ミニマムベットは10ユーロからです。
ゲームによって営業時間が異なり、スロットマシンは11時から翌5時まで、テーブルゲームは15時から翌3時までとなっています。ただし、ブラックジャックについては17時から翌2時45分までとなっています。さらに、ポーカーは月曜日から金曜日までが19時から翌3時、土曜日と日曜日が15時から翌3時までと細かく設定されているので、事前の確認が必要です。
周辺には繁華街や博物館、美術館などもあり観光にもとても便利です。
ちなみに、ポツダム広場はベルリンの壁が撤去された跡に再開発されてできたもので、歴史の教科書に出てくるポツダム宣言の場所ではありません。宣言の行われた場所は、ベルリンから30キロほど離れた郊外にありますので注意を。
また、アレクサンダープラッツ駅のすぐ近くにあるテレビ塔は、有名なベルリンの観光スポットのひとつで、ここで『カジノベルリンテレビ塔』が営業しています。入場は無料で、スロットマシンは170台以上、営業は11時から翌3時まで。テーブルゲームは6台以上で、18時から翌3時までとなっています。
アウクスブルクシュトラーセ駅から徒歩数分、クーダム通りの近くにある『カジノロサンゼルスプラッツクーダム』も気軽に使える施設として人気で、スロットマシンが50台のみで11時から翌3時まで営業しています。
ヨーロッパで気軽にカジノが遊べる国として有名なドイツ。観光スポットも数多くあるので、日本人がカジノ旅行をするには適している国となっています。
ドイツとは
ドイツは、ヨーロッパ中部に位置する連邦共和国で、16の州から構成されています。首都はベルリンで、欧州連合(EU)内でも最も人口が多く、経済規模が大きい国の一つです。
自動車産業、機械工業、化学産業などが非常に発達しており、グローバル経済において重要な役割を果たしています。
歴史的には、ドイツは文化、科学、哲学の分野で多くの著名な人物を輩出してきました。ゲーテやベートーヴェン、アインシュタインなどがその例です。また、第二次世界大戦後、東西に分断されましたが、1990年に統一されました。