ルクセンブルク大公国は、ドイツやフランスと国境を接した、面積が日本の神奈川県くらいという小さな国です。
そんな小さな国ですが、世界的にはとても有名で名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?かつて鉄鋼業が盛んでしたが、不況をきっかけに金融に力を入れるようになりました。そして、現在ではヨーロッパの金融の拠点としての地位を確立し、一人当たりのGDPが世界一という裕福な国としてニュースで取り上げられます。
そんなお金持ちの国ですが、首都のルクセンブルク市はとても落ち着いた雰囲気の街です。主要金融機関などが入った高層ビルが立ち並ぶヨーロッパセンターなどがあるものの、中心部は郊外の地方都市のような面影を残しています。
富裕層が住む場所にありがちな、超高層タワーマンションや大型ショッピングモールなどがあまり存在しません。また、カジノは繁華街にないのが特徴です。というより、ルクセンブルク大公国には国中にカジノは1軒だけしか存在しません。
ルクセンブルク市の中心部からクルマで東南に30分ほど走ると、モンドルフ・レ・バンという小さな温泉街があります。丘に囲まれた静かな温泉リゾートでここに『カジノ2000』があります。この施設こそ、ルクセンブルク大公国唯一のカジノホテルです。
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ルクセンブルクのカジノで遊ぶルールは?
年齢制限は18歳以上。ドレスコードは緩やかで、ノーネクタイのシャツにジャケットなどの上着を羽織る程度で十分です。入場料として2.5ユーロ徴収されるので気をつけましょう。
カジノとしては、スロットマシンをはじめ、ルーレットやポーカー、ブラックジャックなど定番のゲームがそろっています。ただ、テーブルゲームは全部で5台程度と規模として小さめです。
スロットマシンは朝の10時からプレイできますが、テーブルゲームに関しては、平日が19時から、日曜日は16時からスタートです。ミニマムベットは、スロットマシンが0.01ユーロ、テーブルゲームが5ユーロとなります。
この『カジノ2000』の特徴は、併設されているレストランが非常に人気なことです。特に手軽な値段で現地の美味しい素材を楽しめる「Le manege」は人気となっています。
おいしいご飯を食べならが、カジノを楽しめるホテルとして非常に人気が高い『カジノ2000』。記念日などで訪れる人が多い特別なカジノ施設として一度は行ってみたいものです。
【参考】カジノ2000
※写真は「カジノ2000公式Twitter」より引用
ルクセンブルク大公国とは
ルクセンブルク大公国は、ヨーロッパの中西部に位置する内陸の小国で、ベルギー/フランス/ドイツに囲まれています。
首都はルクセンブルク市で、歴史的な要塞都市として知られ、旧市街と要塞群はユネスコの世界遺産に登録されています。
ルクセンブルクは立憲君主制を採用しており、唯一の大公国として知られています。公用語はフランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語が日常的に使用されています。
また、経済的には、金融業や国際機関が集積する国際的なビジネス拠点でもあり、欧州連合(EU)の主要機関の一部も置かれています。