ベルギー王国はドイツ、フランス、オランダ、ルクセンブルクなど欧州の主要な国々と国境を接していて、ドーバー海峡を隔ててイギリスにも面していることからヨーロッパの心臓といわれることもあります。首都のブリュッセルはEUやNATOなどの本部が置かれている国際的な都市としても有名です。
日本ではベルギーチョコレートやワッフルが有名で、観光地としてもいろいろな国に近いこともあり人気です。
ベルギーにあるカジノ施設
そのベルギーには、ブリュッセルをはじめ、アントワープ、オステンド、クノック・ヘイスト、ブランケンベルヘ、ミッデルケルケ、ディナン、ナミュール、ショードフォンテーヌ、スパの10ヶ所にカジノが1店舗ずつあります。
そのなかでも、ブリュッセルの『グランド・カジノ・ブリュッセル』はベルギー最大の規模を持つカジノとして有名です。市の中心部にあり、王立モネ劇場に近く、エヴェニック通り沿いにそびえる風格を感じさせる6階建ての建物で、2階から5階がカジノフロアとして営業しています。さらに内装が赤や金を基調にした豪華な作りで人気です。観光も合わせてカジノに行きたい人にはもってこいのスポットとなっています。
ベルギーのカジノで遊ぶルールは?
年齢制限は21歳以上、入り口でパスポート提示が必要です。ドレスコードはゆるやかで、スマートカジュアルで十分です。入場には初回のみ10ユーロが必要となります。2回目からは無料で遊ぶことができる仕組みです。
営業時間はゲームによって異なります。スロットマシンは日曜日から木曜日までが12時から翌4時まで。週末の金曜日と土曜日が12時から翌5時までです。テーブルゲームは日曜日から木曜日までが13時から翌4時まで、金曜日と土曜日が13時から翌5時。ただし、ポーカーは日曜日から木曜日までが19時から翌3時、金曜日と土曜日が19時から翌4時です。
ゲームの種類は、スロットマシンが400台以上、テーブルゲームも40台以上あるのですが、ポーカーやルーレット、ブラックジャックなどといった定番ゲームのほかに、なんと麻雀のテーブルまであります。ヨーロッパのカジノで日本人にはなじみが深い麻雀が遊べるのは不思議な感覚です。
高級でゴージャスなインテリアの一方で、カジノ内にはパンやスープなどの無料サービスもあります。
『グランド・カジノ・ブリュッセル』の近くには、有名な小便小僧の像やゴシック様式の美しい市庁舎、フランスの作家ユーゴーが「世界で最も美しい広場」と絶賛したグラン・プラスなど、見所がいくつもあります。
また、ベルギーはチョコレート以外にもおいしいものがたくさんあります。たとえばビール。日本でもなじみのあるラガービールのほか、ヘビーな味わいのエールなど、いろいろな種類があります。
カジノと共に、食や観光など楽しみも多い街となっています。
ベルギーとは
ベルギーは西ヨーロッパに位置する国で、首都はブリュッセルです。
ブリュッセルは欧州連合やNATOの本部がある国際都市であり、ベルギー全体でも3つの公用語(オランダ語、フランス語、ドイツ語)が話されています。
歴史的な建築が多く、特にブルージュやアントワープの美しい中世の街並みが有名です。
ベルギーはチョコレートやビールで世界的に知られているほか、ベルギーワッフルやフライドポテトも人気の料理です。