ドイツ西部にある「デュイスブルク」は、人口約50万人の都市です。東にはエッセン、南にデュッセルドルフが隣接し、どちらも20キロほどの距離で移動が可能。国内では最大の港湾があることで有名なエリアです。
かつては石炭や鉄鋼で栄えましたが、これらの産業の低迷により街は衰退。しかし、最近では港湾が注目されるようになり、かつての工業施設をリニューアルして近代化させるなどして活気を取り戻しています。また、街の起源が古代ローマ時代にまで遡る歴史をもつことから、観光資源も多い場所として知られています。
「メルクールカジノ・デュイスブルク」の遊び方やルールは?
その「デュイスブルク」にあるカジノを紹介します。「デュイスブルク中央駅」を出て西側に進むと、徒歩で10分ほどのところにあるのが大型ショッピングモールの「シティパレス」。そのなかに併設されているのが、カジノ「メルクールカジノ・デュイスブルク」です。
ドイツを中心にチェーン展開する「メルクール・カジノ」の系列で、ノルトライン・ヴェストファーレン州で4つのカジノを持つ「メルクール・シュピールバンケンNRW」が運営する店舗です。
遊べるゲーム内容は、ブラックジャックやルーレットなどのテーブルゲームが30台以上、スロットマシンが300台以上というヨーロッパでは規模の大きなカジノです。
営業時間は11時からで、日曜日~木曜日が翌3時まで、金曜日と土曜日は翌4時です。テーブルゲームは16時~翌2時まで。クリスマス・イブなど、年間を通じて定休日があるので遊びに行く際には要注意です。
年齢制限は18歳以上で、入場の際にパスポートチェックがあります。厳格なドレスコードはありませんが、適切な服装が求められます。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
「シティパレス」には、さまざまなお店やレストランなど、各種施設がとても充実しています。また、カジノのすぐ隣にはメルクールグループが経営する4つ星の高級ホテルもあります。
「デュイスブルク」には、再開発で作られた文化施設が多く建設されています。亜鉛工場跡に建設された「タイガー・アンド・タートル・マジック・マウンテン」もそのひとつで、一見するとジェットコースターのようですが実は歩いて渡れるユニークな施設です。
記者の一言メモ
観光も楽しみながら、遊べるのがヨーロッパカジノの醍醐味。今回の「メルクールカジノ・デュイスブルク」のように、ショッピングモールに併設していることも多いので、買い物や観光も一緒に楽しめます。
【詳細】【画像】「メルクールカジノ・デュイスブルク」公式HPより
ドイツ デュイスブルクとは
デュイスブルクは、ドイツ西部ノルトライン=ヴェストファーレン州に位置し、ライン川とルール川の合流点にある重要な工業都市です。
特に鉄鋼産業や重工業で有名で、かつてヨーロッパ最大の内陸港を持ち、物流の拠点としても栄えてきました。
近年では、産業遺産を活かした観光地や文化施設が発展しており、代表的なものとして「デュイスブルク・ノルト景観公園」があります。