スイスの東部、オーストリア国境近くにある「バート・ラガッツ」は、国内でも有数の高級温泉保養地として愛されています。13世紀には、すでに温泉が発見され保養地として整備されました。
隣接する「マイエンフェルト」は、「アルプスの少女ハイジ」のモデルになった街で、作中に登場するクララは足の治療のためにバート・ラガッツを訪れたという設定になっています。
「カジノ・バート・ラガッツ」の遊び方やルールは?
そんなバート・ラガッツには、さまざまなホテルがあります。中でも施設が充実しているのが「グランドリゾート・バート・ラガッツ」です。2つの5つ星ホテルをはじめ、レストラン、バー、各種ショップ、テニスコート、サウナ、フィットネスセンター、ゴルフコース、スパ、屋内・屋外プールなどが完備した高級リゾート。施設内にはホテル宿泊者以外でも利用できる公共のスパ施設「タミナテルメ」もあります。屋外と屋内に分かれていて、屋外の施設からはアルプスの美しい光景が一望できます。
その敷地内に併設されているのが、カジノ施設の「カジノ・バート・ラガッツ」です。「カジノ・バート・ラガッツAG」が運営しているカジノで、バート・ラガッツ駅から徒歩で10分程度の場所にあります。
遊べるゲーム内容は、ルーレットやブラックジャック、アルティメットテキサスホールデムポーカーなどのテーブルゲームが5台、さらにスロットマシン120台以上が設置されています。
入場は無料で、営業時間は日曜日~木曜日が12時~翌3時、金曜日と土曜日、そして毎年12月25日~12月31日までが12時~翌4時までです。テーブルゲームは18時からのスタート。毎年12月24日のクリスマス・イブは、カジノの休業日となっています。
年齢制限は18歳以上で、入場の際にはパスポートチェックがあります。ドレスコードはそれほど厳しくないようですが、相応の服装が求められます。サンダル履きやショートパンツ、明らかに汚れた服などはNGです。
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ちなみに、温泉リゾートを楽しむ場合は水着の着用が基本です。日本の温泉のように裸で利用できるのはごく一部なのでご注意を。
記者の一言メモ
ヨーロッパには、温泉に入りながらカジノを遊べる施設が多くあります。癒やされながら、カジノを楽しめるので観光客からも人気です。
【詳細】【画像】「カジノ・バート・ラガッツ」公式HPより
スイスのバート・ラガッツとは
バート・ラガッツ(Bad Ragaz)は、スイス東部のサン・ガレン州に位置する有名な温泉リゾート地です。
バート・ラガッツの温泉水は13世紀に発見され、18世紀には保養地として発展しました。温泉の水は、温度約37度の豊富なミネラルを含み、リラックスや健康改善のために多くの人々が訪れます。
バート・ラガッツには高級スパやウェルネス施設が多く、世界中の観光客がリラクゼーションや治療を目的に訪れるほか、豪華なリゾートホテルも多く存在。
温泉と自然、美しいアルプスの景観が融合したバート・ラガッツは、スイスの高級リゾート地として長く愛されています。