フランスの北西部カブールにある「カジノ・カブール」を解説【世界のカジノエリア紹介】

海が見える絶好のロケーションで遊べるカジノ

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この記事の概要

フランス・カブールにある美しい景色が楽しめるカジノ「カジノ・カブール」の、営業時間や施設の詳細などを紹介します。

フランスの北西部、ノルマンジー地方にはビーチリゾートがいくつもあります。ドーヴィルのような高級リゾートもある一方で、庶民的で落ちついた雰囲気の観光ビーチもあります。ドーヴィルから西に10キロほどいったところにある、「カブール」もそんなスポットのひとつです。

カブールは小さな漁港と農産の街でしたが、1854年にパリの事業家アンリ・モリンバウによって開発が進められリゾート地として発展しました。また、作家のマルセル・プルーストが避暑や静養のために訪れたことでも知られています。代表作「失われた時を求めて」に登場する架空の町バルベックはカブールをモデルにしたと言われ、海岸沿いの大通りはマルセル・プルースト通りという名称になっています。

「カジノ・カブール」の遊び方やルールは?

観光名所として知られるマルセル・プルースト通り沿いにあるのが、カジノ「カジノ・カブール」です。海を望む絶好のロケーションが売りのカジノで、すぐ近くには市民プールや公園などもあります。フランスなどでカジノやホテル、レストラン、ゴルフ場などのレジャー産業を展開している、パルトゥーシュ・グループが運営するカジノです。

遊べるゲーム内容は、ルーレットやブラックジャック、テキサスホールデムのテーブルゲーム5台、スロットマシン75台、さらに電子ルーレットと電子ブラックジャックを備えています。

入場は無料で、営業時間は10時から、日曜日~木曜日が翌2時まで、金曜日と土曜日が翌3時まで遊べます。年齢制限は18歳以上、入場の際にはパスポートチェックがあります。厳しいドレスコードはありませんが、ノースリーブや水着など露出の高いものは避けたほうが無難です。

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カジノのドレスコードについて解説

施設内は禁煙で、ゲームルーム内での写真撮影も固く禁止されているので注意しましょう。レストランとバーが併設されていて、どちらも海に面しているので美しい風景を眺めながら食事や飲み物を楽しむことができるのが魅力。とくにラウンジバーはオープンテラスなので、天候の良い日には開放感のあるシチュエーションでお酒などを楽しめます。

レストランはランチが12時~14時30分、ディナーが19時~22時で、月曜日と火曜日は定休日です。ラウンジバーは年中無休で、10時からカジノの閉店まで営業しています。

また、カブールでは毎年6月になると、カブール・モン・アムール音楽祭やカブール映画祭などのイベントも開催されます。カブールのビーチには、コート・ダジュールのような降り注ぐ日差しや高級リゾートのような華やかさはあまり見られませんが、落ちついた隠れ家的な保養地としての楽しさは満喫できるでしょう。

記者の一言メモ

一度はカジノ旅行でいってみたい、ヨーロッパのリゾート地。体をゆったりと休めながら、心ゆくまでカジノを楽しむことができます。

【参照】【画像】「カジノ・カブール」公式HPより

フランス カブールとは

カブール(Cabourg)は、フランス北西部ノルマンディー地方のカルヴァドス県に位置する美しいリゾート地です。

19世紀後半に人気の海水浴地として発展し、当時の貴族や裕福な層に愛された場所です。特に、広大で美しい砂浜と、優雅な建築が立ち並ぶ町並みが印象に残ります。

「グラン・オテル」はその象徴的な建物で、フランスの有名作家マルセル・プルーストもここに滞在し、彼の小説『失われた時を求めて』にも描かれています。