スイスの南東部「ティチーノ地方」は、国境を接するエリアです。ルガーノ湖の沿岸にある「ルガーノ」は、ティチーノの州都で最大の都市です。1年を通じて温暖な気候のため、ヨーロッパ各地から観光客が集まる人気のリゾートのひとつです。
温暖な気候に加え、美しい風景や歴史を感じさせる古い街並み、ルガール湖でのクルージングや美味しい郷土料理など、楽しむ要素はいくつもあります。また、イタリアからのアクセスもよく、ミラノからは特急列車で1時間ちょっとで到着します。
「カジノ・ルガーノ」の遊び方やルールは?
「ルガーノ」の主要な「ルガーノ駅」から直線距離で600メートルほど、湖畔にある白い5階建ての建物がカジノ施設「カジノ・ルガーノ」です。
この施設の起源は、1885 年にオープンしたルガーノ劇場で、1912 年にゲーム運営のライセンスを取得。1922 年には、「クルサール・シアター・アンド・カジノ」に名称を変更しました。その後、スロットマシンの導入などを経て、現在の「カジノ・ルガーノ」として営業を続けています。
遊べるゲーム内容は、ブラック・ジャック、アメリカンルーレット、フレンチルーレット、テキサスホールデムポーカー、プントバンコなどのテーブルゲームと、500台以上のスロットマシンを備えています。スロットマシンの充実ぶりは、ヨーロッパのカジノの中でも上位です。
営業時間は、スロットマシンが12時から、テーブルゲームが14時からで、クローズは日曜日~木曜日が翌4時まで、金曜日と土曜日が翌5時まで。
年齢制限は18歳以上で、パスポートチェックがあるので必ず携帯しましょう。ドレスコードは緩やかなので、スマートカジュアルで十分です。また、入場は無料です。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
使える通貨は、スイスフランのほかにユーロも可能です。施設内にはバーやレストランが併設されていて、おいしい料理と丁寧なサービスで人気があります。レストランやバーはカジノでプレイしなくても利用できます。
ルガーノの街はイタリアに近いことから、多くの人はイタリア語を使います。といっても、英語やドイツ語も通じるので安心です。料理もイタリア風のものが多いのが特徴。ハムやソーセージ、ポレンタというトウモロコシの粉を使った料理などが有名です。
記者の一言メモ
ヨーロッパには、「カジノ・ルガーノ」のように歴史のあるカジノが多く点在します。ギャンブルだけでなく、観光を楽しむこともできます。
【参照】【画像】「カジノ・ルガーノ」公式HP
スイス ルガーノとは
ルガーノは、スイス南部ティチーノ州に位置するイタリア語圏の美しいリゾート都市です。
ルガーノ湖に面し、アルプスの山々に囲まれた自然豊かな場所で、穏やかな気候と美しい景観が魅力です。街にはイタリアの影響が色濃く反映され、建築や料理にその特徴が見られます。
観光スポットとしては、ルガーノ湖でのボートツアーや、モンテ・ブレやモンテ・サン・サルヴァトーレといった山々のハイキングやケーブルカーが人気です。