フランス北部の港町「ル・アーヴル」は、パリから列車で2時間ちょっとの場所にあります。1500年代初頭に出来た古い街で、海辺は印象派の画家たちのモチーフにもなったことがあります。ところが、第2次世界大戦の戦火によって街並みのほとんどが破壊されてしまいました。
その後、廃墟となったル・アーヴルの街は、1945年から1964年にかけて建築家のオーギュスト・ペレによって再開発が進められ近代的な建物が並ぶ都市となりました。
近代建築ながら街全体が調和をもったデザインになっているのが特徴です。そして、2005年には、この都市計画は世界遺産として登録されました。世界遺産というと中世などの古いものというイメージがありますが、こうした比較的新しいプロジェクトも対象となっているようです。
「カジノ・パシーノデュアーブル」の遊び方やルールは?
そんな街の中心部、ジョルジュ・サンク通りにあるのがカジノ施設「カジノ・パシーノデュアーブル」です。4つ星ホテル「パシーノ・デュ・アーブル・ホテル・スパ」に併設するカジノで、フランス各地にカジノやホテル、レストランなどを展開する「パルトゥーシュグループ」が運営している施設。ル・アーヴル駅から1.3キロほど、徒歩15分程度で着きます。
遊べるゲーム内容は、ブラックジャックやイングリッシュルーレット、テキサスホールデムポーカーなどのテーブルゲーム7台、133台のスロットマシン、電子ルーレットなどのマシンゲーム39ステーションが稼働しています。
営業時間は、スロットマシンとマシンゲームが10時から、テーブルゲームが20時からでクローズは日曜日~木曜日が翌4時、金曜日と土曜日、祝日の前日は翌5時まで。
年齢制限は18歳以上で、入場の際にパスポートチェックがあるので忘れないように。ドレスコードは緩やかでスマートカジュアルであれば問題なく利用できます。
関連記事
カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
ホテルは屋内プールや無料駐車場、スパ、フィットネスセンター、バー、レストランなど施設がたいへん充実しています。
世界遺産となった街並みのほかに、多くの名作を所蔵するアンドレ・マルロー近代美術館や、美しいステンドガラスで有名なサン・ジョゼフ教会など、見どころも多い街となっています。
記者の一言メモ
カジノだけでなく、観光名所をまわることができる「カジノ・パシーノデュアーブル」。施設もさまざまな楽しみを提供しているので、家族でも行けるカジノです。
【参照】【画像】「カジノ・パシーノデュアーブル」公式HP
フランス ル・アーヴルとは
ル・アーヴルは、フランス北西部ノルマンディー地方に位置する主要な港湾都市で、セーヌ川の河口にあります。フランスで2番目に大きな商業港を持つこの都市は、物流と海運の拠点として重要な役割を果たしています。
特に、建築家オーギュスト・ペレによる再建が評価され、ル・アーヴルの市街地はユネスコの世界遺産に登録されています。代表的な建築物には、独特のモダニズム建築様式で設計された「サン=ジョセフ教会」があり、観光名所となっています。