エビアンといえば、日本でも有名なミネラルウォーターのブランドです。その産地は、フランス東部にあるレマン湖のほとりにある「エビアン・レ・バン」。人口8500人ほどの小さな町で、対岸にあるスイスのローザンヌまでは蒸気船を使えば30分ほどで着きます。
美しい湖畔では、高級リゾート地として人気の「エビアン・リゾート」を展開しています。2つの高級ホテルをはじめ、11 軒のレストランやバー、2つのスパ、ゴルフコースやコンサートホールなど、各種施設がたいへん充実しています。この一連の施設は、食品部門で有名なダノングルーブのエビアン・リゾートが経営しています。
「カジノ・デ・エビアン」の遊び方やルールは?
そんなレマン湖を見渡す湖岸の近くにあるのが、カジノ施設「カジノ・デ・エビアン」です。こちらもエビアン・リゾートの運営。脇にある細い路地は「カジノ通り」という名がついています。このカジノの起源は100年以上前にさかのぼり、1877年に当時のエビアン市長だったブロネイ男爵が所有する城をカジノ建設のため市に寄贈したことで営業をスタートしたそうです。
そんな歴史あるカジノで遊べるゲーム内容は、ルーレットやブラックジャック、テキサス ホールデムなどのテーブルゲームが10台に、電子ルーレットが30ステーション。さらにスロットマシンは234 台という充実ぶりです。
年齢制限は18歳以上で、パスポートチェックがあるので忘れずに。高級リゾートですがドレスコードは緩やかで、シャツとスラックス程度の軽装でもかまいません。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
営業時間は、スロットマシンが9時からで日曜日~木曜日は翌2 時まで。金曜日と土曜日は翌3 時までです。テーブルゲームは、月曜日~木曜日が20 時~翌2 時まで。金曜日と土曜日は翌3 時まで。日曜日は16時~翌2時までとなっています。
カジノ内には5 つのバーとレストランが併設されています。ホテルのレストランなどに比べて気軽に利用できおいしい料理が人気です。
現在、「カジノ・デ・エビアン」はリニューアルに向けた大規模な工事が行われています。工事中でも、カジノおよびレストランなど施設は通常と同じく利用できるとのことです。
さらに、カジノから東南に徒歩5分ほど、スルス通りにはミネラルウォーター・エビアンの水源・カシャの泉があります。湧き出る水は、誰でも自由に飲むことができます。ペットボトルなどに詰めて持ち帰る人も多いそうです。
記者の一言メモ
あの、エビアンの原産地にあるカジノということで日本人も興味をひかれます。ヨーロッパにある、「カジノ・デ・エビアン」のような歴史ある施設は観光でも行きたいところです。
【参照】【画像】「カジノ・デ・エビアン」公式HP
フランス エビアンとは
エビアン(エヴィアン・レ・バン)は、フランス東部、レマン湖の南岸に位置する美しい温泉リゾート地で、エビアンのミネラルウォーターの産地として世界的に有名です。
19世紀から温泉地として発展し、リゾート地としても人気があり、多くのホテルやスパ施設が充実。静かでリラックスできる環境が整っています。
また、毎年開催されるアムンディ・エビアン選手権というゴルフトーナメントの開催地としても知られ、多くの観光客やゴルフファンが訪れます。