フランス東部、スイス国境近くに位置する「ブザンソン」は、人口約12万人の都市です。蛇行するドゥー川にぐるりと囲まれた土地は天然の城塞になったため、この場所を中心に街が発展しています。川に守られた城塞都市というわけです。
古くから時計産業が盛んで、とくに80年代以降は高級品が数多く作られています。市内には時計博物館もあり人気です。また、街の外れにある城砦は1600年代後半に建設されたもので、ブザンソンのシンボル的な建物となっています。現在では動物園や博物館、水族館などがあり、観光スポットの定番になっています。著名人も多く、作家のヴィクトル・ユーゴーや映画を発明したリュミエール兄弟もこのブザンソンの出身です。
「カジノジョア・ブザンソン」の遊び方やルールは?
パリから、高速鉄道TGVを使うと約2時間30分で到着するこの街にもカジノはあります。市街地から北に進んでレビュブリック橋を渡り、カルノ通りから右折してムイエール通りを進むと、右側にあるのがカジノ施設「カジノジョア・ブザンソン」です。
遊べるゲームは、テーブルゲームがブラックジャックとイングリッシュルーレット、スロットマシンが109台、さらに電子ブラックジャックと電子ルーレットが設置されています。
年中無休で、営業時間は日曜日~木曜日、祝日が10時~翌3時まで。金曜日と土曜日、祝日の前日は翌4時までとなります。テーブルゲームは21時からのスタートです。
年齢制限は18歳以上で、入場時に年を確認されるのでパスポートは必ず持参しましょう。厳しいドレスコードは設定されていませんが、相応しい服装であることが必要です。スマートカジュアルであれば十分でしょう。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
施設内には、バーやレストランが併設されています。バーはカジノ経由でなければ入れない利用客だけの限定的な店ですが、レストランは誰でも利用できます。
このレストランは未成年者でも利用できるので、家族そろっておいしい料理を楽しむことができます。
記者の一言メモ
ヨーロッパには観光がてら、家族でふらりと遊びに行けるカジノ施設が多くあります。旅行のスケジュールも立てやすいので、日本人からも人気です。
【参照】【画像】※1:「カジノジョア・ブザンソン」
フランス ブザンソンとは
ブザンソンは、フランス東部のブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域に位置する歴史的な町で、ドゥー川に囲まれた美しい場所にあります。
古代ローマ時代からの歴史を持ち、フランスの要塞都市としても知られています。特に、17世紀に建てられた「ブザンソンの城塞」は、ヴォーバンによる設計で、ユネスコ世界遺産に登録されています。
作家ヴィクトル・ユゴーの生誕地としても有名で、彼にちなんだ博物館も人気があります。